シード・プランニング / 健食業界向け2種レポート発売

(株)シード・プランニング(本社東京都台東区、梅田佳夫社長)はこのほど、健康食品業界のレポート2種をまとめた。

 1つは「2006年版特定保健用食品 栄養機能食品 サプリメント市場総合分析調査」。市場規模の推移と将来予測、メーカー動向を掲載。メーカー動向では、品目別売上内訳、新商品動向、販売ルート、注目する素材・食品機能・食品の形状、開発・販売の意向、新トクホ申請の可能性、ヘルスクレームに対する考え、臨床試験実施状況についてまとめた。調査実施企業は、アサヒフードアンドヘルスケア(株)、大塚製薬(株)など47社。ポイントはトクホ、栄養機能食品、サプリメント市場動向が時系列で分かる点、分野別ごとの売上規模予測ができる点、新トクホへの参入企業のポリシーが分かる点など。A4判・220ページ。

 もう1つは「医療機関向け機能性食品の受容性と今後の方向性【上巻】」。内容は、医療機関向け機能性食品の受容性と今後の方向性、ヒアリング調査、導入医療機関名などの導入事例調査、アンケート集計結果分析など。それによると機能性食品に関心のある医師は57%に達し、医師にサプリメントの有効な利用目的を聞いたところ、「疾病の予防」が65.6%を占め、次いで「栄養指導」、「疲労回復」が挙がり、そのほか「アンチエイジング」や「ダイエット」という回答も3割前後に上った。医師の考えるトクホのメリットは「生活習慣病の啓蒙に役立つ」が35.2%に達した。調査対象はヒアリング調査が実践モデル事例10名、アンケート調査対象が全国開業医・勤務医など計128名。A4判・162ページ。

 両方とも価格は税込み価格で99750円。

健康ビジネスEXPO - 2006年11月16日