キリン、「2007?2009年キリングループ中期経営計画」を策定

キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)は、キリングループ長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015」(略称:KV2015)を実現するための第1ステージとして、「2007?2009年キリングループ中期経営計画」を策定しました。

2007年は、創立100周年を迎えるとともにKV2015の実現に向けた最初の中期経営計画がスタートする重要な年でもあります。“攻めの姿勢”とスピード感を持って、従来の延長線ではない飛躍的な成長に向けた取り組みを推進していきます。
 2004年からの中期経営計画では、「お客様本位」「品質本位」に基づいて開発提案型企業への転換を図り、「キリン のどごし<生>」をはじめとした様々な新しい商品提案とともに価値営業を推進し、酒類事業の復活と国内外での酒類と飲料事業の連携強化を実現しました。
 2007年からの中期経営計画では、これまでの成果を生かして既に進行中の取り組みを加速させるとともに、企業価値の最大化を実現させるための構造改革やグループシナジーの拡大、必要な資源の積極投入により、グループプレミアムの創出と成長の実現を図ります。また、新たなグループスローガン「おいしさを笑顔に」を掲げ、KIRINが「信頼」と「躍進」のブランドとしてお客様に支持されることを目指します。
 併せて、株主重視の経営および飛躍的な成長を実現するための財務戦略を推進します。定量目標として、2009年時点でグループ連結売上高2兆1,500億円、営業利益1,500億円以上、営業利益率7%以上を実現し、成長性と効率性に優れたグループ経営を行います。また、株主資本利益率(ROE)目標を2009年時点で7%以上を達成し、2015年には10%を目指して資本効率の向上を図り、株主価値重視の経営を行います。
日経プレスリリース - 2006年12月19日