健康食品「スーパーマルチデトックス」が国際特許を取得


健康食品ダイリン販売(株)(本社東京都世田谷区、内田忠勇社長)の販売する健康食品「スーパーマルチデトックス」はこのほど国内特許を取得した。販路はドラッグストア、薬局・薬店、カタログ通販、ネットショップ。なお、テレショップとも商談が進行中だ。

 同製品は、“活性炭”を“海藻”、“乳酸カルシウム”、 “アルギン酸ナトリウム”、“コーンスターチ”でコーティングした超吸着性多孔体“ヘルスカーボン”を原料とする。0.4ナノミクロン(1㎜の100万分の1の単位)~25ナノミクロンという超微小の大きさの孔が、分子量100~9万の有害物質を吸着して排出する。

 “たんぱく質”や“脂肪”、“でんぷん”、“多糖類”などの栄養素は9万以上の高分子なので吸着しない。分子量100~9万に該当する有害物質は、ダイオキシン、残留農薬、防腐剤や着色料や香料などの食品添加物、抗生物質、環境ホルモンなど。東京理科大学・応用科学・青柳重郎工学博士が開発した。

 同原料には、東京大学医学部産婦人科の堤治教授による臨床試験で、血清コレステロールを改善する働きがあることも明らかになっている。

 8週間、総コレステロールが180~280mg/ dl 程度の若干高値傾向にある成人男女20名に、“ヘルスカーボン”1gを1日3回食前に反復摂取させたところ、4週目から血中総コレステロール及びLDL-コレステロールの低下傾向が認められた。現在、ダイエット効果については、1ヵ月間、25名のモニターテストを行っている。

健康ビジネスEXPO - 2007年2月8日