「商品開発は食育重視」

沖縄の健康食品産業の現状と課題を検証し、販売拡大につなげる食品開発応用講座(主催・県産業振興公社)が22日、那覇市の沖縄産業支援センターであり、食品業者ら約50人が参加した。

 食品メーカーで多数の商品開発を手掛けた「開発屋でぃきたん」の照屋隆司代表が講演。「食品の総合的なバランスを大切にした『食育』の考えを基に健康食品を開発すべきだ」と強調した。

 照屋氏は「豊かな食材を持つ沖縄にとって食育が求められる時代はチャンス。栄養学とも連携した商品開発が必要だ」と述べた。

沖縄タイムス - 2006年11月23日