健康食品を利用するなどで健康と美容の悩みに対処

50代の女性が、健康と美容に関してどのような意識を持っているかについて、カネボウ化粧品がインターネットでアンケートを行ったところ、約8割が肩こり・腰痛、疲れ目、疲れやすいなど、体のどこかが「つらい、重い」と感じていた。またアンケートでは、疲れなどを抱えている場合、サプリメント・健康食品を利用するなど、様々な工夫で健康と美容の悩みに対処していることも分かった。

 全国の50?59歳の女性を対象とした、カネボウ化粧品の「50代女性の生活意識に関する調査」は11月上旬に実施したもの。現在サプリメントを利用しているという200人、サプリメントは中止したか非利用とする100人を合わせた計300人が回答した(配偶者あり260人、配偶者なし40人)。女性がホルモンの影響を大きく受けるのが更年期。50代になるとそれまで全く健康に問題がなかった人でも、体のどこかに何らかの症状を自覚することが多くなる。こうした50代女性の健康実態や対処法を把握するのが調査の目的。

薬事日報 - 2006年11月29日