健康食品原料など食品化学分野の製品扱いを増やす

研光通商は食品化学分野への事業展開として、低カロリー甘味料のキシリトールの取り扱いを拡大させる。すでに中国・山東省内のメーカーからキシロースおよびキシリトールを輸入、また来年夏をめどに、河南省で現地企業との合弁事業としてキシロースの新工場を立ち上げる。ここで生産される製品については、商社機能として設置した現地法人「研光(青島)通商」が全量扱う予定。トウモロコシを原料としたキシロースおよびキシリトールは、中国国内をはじめ世界的に需要が伸びており、ビジネスチャンスは大きいとしている。研光通商はこのところ中国の健康食品原料など食品化学分野の製品扱いを増やしており、そのひとつとして世界的に需要が増加しているキシロールおよび、合成品であるキシリトールの輸入を本格化している。

化学工業日報 - 2006年12月14日