健康食品などにも流行がある- 韓国GMARKETの人気商品ランキング


韓国最大級のオンライン・ショッピングモール「GMARKET」(Gマーケット)は4日、「2006 ヒット商品ベスト10」を発表した。

これは2006年1月1日から11月30日までの間、主要商品カテゴリー別の担当マネージャーによる評価や販売量、キーワード検索といった項目を総合し、消費者にもっとも人気を得ていた商品を決めるものだ。

その結果、2006年の売れ筋商品を象徴するキーワードは「露出」と「Well-Being」であることが分かった。

一方、もう1つのキーワードが「Well-Being」だ。Well-Beingとは、韓国で数年前から流行しているライフスタイルを指す言葉。その概念は日本でも流行中の「ロハス」に似ているが、物質的な豊かさから脱皮して心身の豊かさを追求し、より健康的に生きることを目指すものだ。

大流行しているWell-Beingの関連製品は数多く、例えばたくさんの野菜とライ麦入りのパンを使った「Well-Beingバーガー」、有害物質を極力使わずに建てた「Well-Being高層アパート」などが登場している。流行のせいで最近では何にでも「Well-Being」をつける傾向がないとはいえないものの、韓国の人が精神的な豊かさを求めるようになった1つの証拠といえる。

このWell-Being関連の製品としてもっとも多く販売されたのが、5位の「グルコサミン」だ。ファッション同様、健康食品などにも流行があるようで、今年はアミノ酸の1つで、軟骨を作り、関節を健康にするとされるグルコサミンが流行。これに関連する商品や、両親にプレゼントする若者も増えた。


MYCOMジャーナル - 2006年12月4日