健康食品としてカイコ粉末に薬効と宣伝15億円分売る

健康食品としてカイコの粉末に薬効があると宣伝して健康食品を販売したとして、大阪府警警備部などは22日、薬事法違反(承認前の医薬品広告など)の疑いでボンビックス薬品(大阪市中央区)と社長(48)ら2人を書類送検した。

 社長らは容疑を認め、1998年11月ごろから15万個以上、約15億2000万円分を売り上げたと供述しているという。

 調べでは、昨年8~11月、カイコの粉末入り錠剤「ボスリン」など2種類の健康食品を、血糖値を抑えるなどの薬効があるとホームページやチラシで宣伝。山形県酒田市の女性(58)ら8人に270錠入りを計17個(20万3700円)販売した疑い。

日刊スポーツ - 2007年2月22日