健康食品組合の沖縄県健康食品組合が大阪に直営開店


健康食品組合沖縄県健康食品事業協同組合(長山一則理事長)は8日、大阪府中央区の黒門市場内に直営店「沖縄食品市場 じょうとうぷら座」をオープンした。

 沖縄の島野菜や豆腐などの食材や健康食品を中心に、約1500品目を販売。初日は約2000人が来場し、品切れが相次いだ。

 黒門市場は、170年の歴史があり、平日で約1万8000人が訪れる西日本最大の市場。「じょうとうぷら座」は市場正面入り口から約50メートルに立地する3階建てビルの1階部分約185平方メートル。入り口に赤瓦を使い、沖縄らしさを演出している。

 直営店には組合員以外の企業も含めて50社が参加した。

 長山理事長は「一般消費者のほかにも沖縄料理店やスーパーなどから引き合いがある。大阪にコンテナヤードを設置して、物流コストの削減をさらに図っていきたい」と話している。

 年内にビル2階に沖縄料理店と観光案内所、伝統工芸品などの展示即売コーナーを設置。3階には事務所兼商談コーナーを設ける予定。

沖縄タイムス - 2007年4月9日