健康食品のアマメシバが健康障害


健康食品で東南アジア原産の植物「アマメシバ」を粉末状に加工したものを飲用したために、呼吸器に機能的な障害が残ったとして、名古屋市の親子が製造元である「アダプトゲン製薬」などを相手取り、計約10800万円の損害賠償を求めていました。

この訴訟の判決が名古屋地裁で30日の日にありました。名古屋地裁の内田裁判長は判決の中で、母娘が同じ時期に閉塞性細気管支炎を発症したことなどを挙げ、「アマメシバの摂取による気管支炎に罹患した可能性が高い」と因果関係を認定しました。また、安全性を欠き、製造物責任法上の欠陥があるとして、製薬会社などの責任を認め製薬会社などに計約7600万円の支払いを命じました。

ほかに賠償を命じられたのは、当時の販売会社や解説記事を執筆した医学博士でした。逆に請求を棄却されたのは、雑誌に記事で商品を紹介した「主婦の友社」でした。弁護側によりますと、健康食品の被害で製造物責任法(PL法)による責任を初めて認めた画期的な判決になりました。と語っていました。

あまり、医学博士の解説の記事だからというだけで信用して飲用するのは怖いですね。裁判に勝っても身体を悪くしてはなんにもなりません。