健康食品会社アムスライフサイエンスと宝ホールディングスが資本提携

健康食品で宝ホールディングスが健康食品の製造販売を手がけているアムスライフサイエンスと資本提携することになった。発表によると2月15日付で、アムスライフサイエンスが保有している自己株式のうち発行済み株式の2.3%を宝ホールディングスが取得するとのことです。アムスライフサイエンスは、健康食品の通販会社などを傘下に持っています。宝ホールディングスでは、アムスライフサイエンスの流通網を活用して、子会社のタカラバイオが製造している機能性食品素材の拡販を狙う計画とのことです。

健康食品販売会社アムスライフサイエンスの株式取得額は1億8600万円にのぼります。アムスライフサイエンスは、子会社を通じて、健康食品の通信販売や百貨店などでの専門店運営を手がけています。
宝ホールディングスでは、資本提携により新たな販路を開拓したことになりますので、初年度は約1億円の増収効果につながるとみています。宝ホールディングスでは、今後はさらに新製品の開発なども進めていく計画とのことです。

ちなみに、宝ホールディングスとは、宝酒造やタカラバイオを傘下に持つ持株会社で、京都市下京区に本社があり、1842年創業で1925年に寳酒造株式会社を設立し、2002年に持株会社制に移行に伴い、現在の社名となっているお酒屋さんです。現在の宝酒造株式会社は、2002年に新しく設立された事業子会社となります。

アムスライフサイエンスとは、静岡県静岡市駿河区に本社を置いている健康食品や化粧品のOEMメーカーで、資本金 13億9,978万3,293円、売上高 連結69億5,202万円、従業員数 単独138名 連結330名で、 2005年3月3日 ジャスダックに上場している会社です。